2018/04作成 ※2017年以前の情報に関しては分かる範囲で記載.申請書の一部は共有サーバーの”menber/事務資料/学振など”の中に入っている.
最近は採用分しか書いてないです.
ガクシン・DC1・DC2とか呼ばれてるやつ.申請書の最終締切は5月の連休明け.3月後半くらいから学内の説明会が始まる.また,申請書を添削してもらえる個別相談会が4月中(割と序盤)にあるので忘れず予約し申請書を書き上げておく.面接もあるが免除の場合もある.年度末に報告書を提出する(予算関係と研究成果関係).
博士: 研究奨励金月額20万円,研究費年150万円以内 (DC1は3年間,DC2は2年間)
2022年度応募 DC2: 内田,金子(採用)
2021年度応募 DC1: 内田,金子(不採用)
2020年度応募 DC1: 笠井,横田,チュンイル,山田,岩崎(採用)
2019年度応募 PD: 永田(採用)
2017年度応募 DC2: 永田(採用),小澤(B不採用), Lee(B不採用)
2015年度応募 DC1: 杉岡さん(採用)
2012年度応募 DC2: 藤田さん(採用)
2008年度応募 DC1: 依田さん(採用)
博士: 申請書の締切はD1の4月頭.書類により研究科内選考を経て学際研に推薦される.学際研での書類選考を通過すると面接に呼ばれ(5月半ばから6月頭あたり)6月中に採用が決定する.学振との併給可だが奨励金は授業料相当額に減額される.研究費は学振と合わせて150万円以内なら学際研からももらえる.年度末に活動報告書(原著論文や学会発表の情報を共著のものも含めて記入.貢献度や発表の概要も記入)の提出と3年間で最低2回の研究紹介・博論紹介,半年に一回シニアメンターとの1時間程度の面談が必要.D2が運営する交流会が月1回開催され,研究紹介はここで行う(発表がない時は参加は任意).指導教員一人に対して学生一名しか応募できないので注意.
修士: M1で学際研指定科目6単位以上取得が必要.申請はM1の3月.M2の4-6月に書類と面接により審査されて6月中に採用決定(多分博士と同じような感じ?).
修士2年: 研究奨励金年50万円,研究費年10万円以内(1年間)
博士: 研究奨励金月20万円,研究費年150万円以内(3年間)
2019年度応募 先端基礎科学領域基盤: 横田(採用,修士)
2017年度応募 先端基礎科学領域基盤: 永田(採用,博士),小澤(不採用,博士)
2012年度応募 先端基礎科学領域基盤: 藤田さん(採用,博士)
修士の申請書の締切は9月前半 (3月にもある).書類と面接 (英語) による審査がある.修士で採用されると博士までサポートされる.博士から採用されることも可能なはず.発表時間は20分間で,将来の研究テーマやどの海外研究機関や大学を共同研究先として考えているかを10分間のスライド資料により発表.スライドは事前に提出するが面接の詳細メールが送られてきた翌日正午がスライド提出の締切だったため時間がなかった (実際には翌日には提出することができず,翌々日の正午まで期限を猶予してもらった).スライドは卒論の内容を主体にし,将来研究テーマについて2枚,海外研究機関(DLR Gottingen)の紹介スライド1枚を最後に挿入した.
将来の研究に関してはテーマの重要性と大まかな研究方針のみを述べ,具体的な日程等については述べなかった(未定だった).
スライド資料は卒論の内容を主体にしたため,質疑応答に際してはその内容に関しての質問が多かった.
修士2年: 研究奨励金年15万円(1年間)→2021年から年10万円(1年間)
博士: 研究奨励金月20万円,研究費年?万円以内, インターンと国際学会の費用は出る(3年間)→2021年から研究奨励金年14.8万円(3年間),海外研修時の渡航費+生活費月最大10万円 ただし研究奨励金は学振と併給不可
2019年度応募 機械科学技術: 笠井 (採用)
2019年度応募 機械科学技術: 内田 (採用)
文科省のプログラム.申請書締切は2月頭.応募すると2月末に面接に呼ばれる.2018年度で終了予定.学振との併給可(授業料相当額へ減額).
2017年度応募: Lee(採用),永田(不採用)
2015年度応募: 杉岡さん(採用),安保さん(採用)
RAや国際会議派遣支援,国際インターンシップ派遣支援など色々ある.2017年度までで終了した?
国際インターンシップ派遣 給付 60万円まで
国際会議派遣 給付 25万円まで
リサーチアシスタント 給付 年額56万円程度(1年間)
2017年度応募 国際インターンシップ派遣: 小澤(採用),永田(不採用)
2017年度応募 国際会議派遣: 安保さん(採用),永田(採用),小澤(不採用)
2017年度応募 リサーチアシスタント: 安保さん(採用),永田(採用,学際研採用により辞退),小澤(不採用)
本庄国際奨学財団 日本人大学院生奨学金
・個人申し込み
・給付期間によって金額が変わる.
①月額20万円を1~2年間
②月額18万円を3年間
③月額15万円を4~5年間
・併給不可(TA・RAは可能,学振DCは不可)
・経済状況に関する条件なし
・採用人数 3~5名程度(年によって変わる,倍率は高いと100倍くらい)
・毎年9~10月に申し込み
・書類選考を通ると面接
2019年度応募:横田(不採用)
・3か月に1回37.5万円,3年間合計450万円給付
・学務情報システムのお知らせに当奨学金情報がアップされる
・申請書,誓約書,推薦書をダウンロードして記入,提出は中央棟3階の事務
・倍率は低めな感じで結構お得感ある(東北大で取り扱い出したのが2017年度からだったから?).採用決定は7月頭でかなり遅め.
・義務は3か月に一回の四半期報告(A4紙1枚)の提出と,年度末報告書(A4紙2枚)の提出のみ
・学振との併給は不可だが,その他奨学金との併給は可能
2017年度応募 小澤(採用)
博士: 年額150万(3年間,3ヶ月ごと支給)
MHI/MHPSみらい奨学金(三菱重工/三菱日立パワーシステムズ理系女性技術者育成支援奨学金)(給付)
・月12万円 給付 2年間
・併給不可(日本学生支援機構の貸与,授業料免除はOK)
・修士1年女子(私費外国人留学生含む)
・経済的援助を必要とする者(授業料免除申請などをする時と同じような書類が必要となる.親の所得証明書など.)
・採用人数 3名 (工学研究科の推薦枠1名 まずは推薦されないと応募できない 書類審査に通ると面接に呼ばれる(東京))
・学務情報システムなどに応募の知らせがくる(3月か4月)
・採用決定は7月
・採用されたら,年度末に成績証明書.学習・研究状況についての報告書,卒業時に進路の報告,その他,工場見学・交流会・インターンなどへの参加が求められる.
修士(女子): 年額144万円(2年間)
2018年度応募 佐藤(採用)
田中貴金属記念財団奨学生(給付) (HPなし,学務情報システム参照)
・学部生月5万 院生月8万 給付 1年間
・併給不可(ただし学内の奨学金は併給可)
・学部3年~修士2年
・経済状況に関する条件なし
・採用人数 3名(工学部・工学研究科合わせて1名,他研究科に推薦者がいない場合枠が増える,推薦されると財団への応募となる,推薦されても落ちる場合あり)
・学務情報システムに掲載
・採用決定は6月
・採用された場合,奨学金授与式等の財団主催行事への出席を求められる
学部生:年額60万(1年間)
修士:年額96万(1年間)
2020年度応募 奥寺(採用)
2019年度応募 横田(採用)
募集時期 10月から翌年3月開催の学会: 8月末
4月から9月開催の学会: 2月末
10万-30万円(給付)
2018年度応募 永田(採用, 30万円)
機械系RA(研究科長戦略的経費によるRAおよび「きらメックフェローシップ」RA)(給付)
・1年に2回採用募集があり,採用期間は7-9月と1-3月
・2回の採用期間合計で約56万円(授業料相当額)
・給与として振り込まれるため返済義務なし
・案内は事務から教員にメールで.その後メールを展開してもらう
・履歴書などはメールに添付されており,記入して機械系の事務に提出
・博士の学生の学費支援であり,申請すればもらえるはず
・義務は出勤簿への押印と各採用期間終了後のRAレポートの提出(A4紙2枚程度)
・学振との併給は不可
・学費免除申請をしている場合は,授業料総額から免除分を除いた額の支給となる
博士: 年額56万円程度(1年間,7-9・1-3月に半額ずつ支給)
半年に一度申し込み可能.独立家計か否かで誰の収入を見て判断するかが決まる.
・独立家計者 :大学院生,かつ,生計を維持するに足る所得があり(所得税法上年収103万円,健康保険上年収130万円),父母などと別居し,仙台市に住民票があるもの.
・免除基準:http://www2.he.tohoku.ac.jp/menjo/files/saisoku02.pdf
2022年4月から,学振・学位プログラム採択者は自動で自動料全額免除になった(2022年前期分は全額だった).このまま永遠に免除されたい.
毎年6月ごろに募集し8月中旬に結果が通知された.学務掲示板から案内があり,確か研究科ローテのため,2021年度が工学研究科から申し込める年だった.一回20万円ぽっきりで,義務は2年後の研究報告書提出のみ.受賞後1月に授賞式(交通費・食費込み)があったが義務ではない.執筆者はコロナ流行のため欠席した.また5月に仙台支部での30分の研究発表を実施しお車代5000円を頂戴した.コロナでなければ美味しいごはんもおごってもらえたらしい.
毎年6月ごろに募集し9月中旬ごろに通知があった..日本機械学会へ入会の必要あり.HPから応募した.申請者をよく知る機械学会会員を2名申請書に会員番号等記載する必要がある.書類申請のみで面接は結局なかった.11月に授賞式が東京である.副賞は10万円であった.
留学までのいろいろ(作成:2022/10/16)
2020年8月 |
GP-MECH10月期で採用された(M2).申請書作成時に誰か書かなきゃと思い,A先生に相談した.日本のA先生のツテから共同研究しようと連絡していたらしいA先生を紹介され,事前にMTGすることなく申請書に名前を挙げたらそのまま通った.共同研究者は具体的であればあるほど通りやすいらしい.仮に最初の申請時と共同研究者が変っても問題ないはず. |
2021年2月 |
国際共同大学院で過去3年の申請にわたって支援を大幅減額された.学振採択者は渡航時の航空券以外は原則もらえなくなる.(原則なので地域や予算によって異なるらしい).渡航先によっては絶望的な予算になった. |
2021年4月 | アメリカのA先生と最初のMTGを実施した.お金の相談などし,Air Forceとかからももらうことはできるが,とりあえず日本側の奨学金で何とかする話になった. |
2021年8月 | A先生と2か月に1回くらい進捗報告MTGを実施していた.このときは博士テーマさえ手探りの状態なので留学時に何をするかが全く決まらない.予算は学振持っているといろいろ申し込めなくなるので,若手研究者海外挑戦プログラムくらいしかなく,とりあえず申請した. |
2022年1月 | 若手研究者海外挑戦プログラムに採択された(2021年).2021年4月1日~2022年3月31日までに日本を出立し,90日以上海外に滞在する必要がある.予算獲得までに手間取ったこと,滞在時のテーマがあまりはっきりしなかったので,博論実験をおおよそ実施し終わってから2023年3月くらいにアメリカに行くことにした. |
2022年4月-2022年8月 | A先生と2回くらい進捗報告MTGを実施した.滞在時期は2023年3月くらいとA先生に伝えたら,VISA申請は6か月前くらいに始めなきゃいけないと言われた. |
2022年9月2日 | A先生が来日.英語が聞き取れな過ぎて焦った.「英会話とか行ってるん?うちに来ている学生はみんな英語のベースレベルはちゃんとあるで」的なことを言われた気もするし,違う気もする.これはやばいということで,ドクターのOさんに紹介していただき英会話スクールに通い始める.認定試験では会話やリスニングのほうが文法よりまだましという結果で中くらいのレベルに配属された.英会話だけやってもしょうがないと思い,英単語帳,英文法書見たいなのをまちまちにやりはじめる. |
2022年9月22日 |
VISA申請は少なくとも6か月前にやらねば,ということでN先生にえいやで渡航の日付・期間を相談し,A先生にも送付.渡航期間の決め手は円安で,GP-MECHからの月10万円(渡航中は毎月中旬振込)と若手研究者海外挑戦プログラム(140万円+航空券)でも,もって4か月くらいだろうという話になった.以下に当時の試算を示す.
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2022年9月23日 | A先生の大学の事務の方からVISA申請手続きに必要な書類・送信フォームが送られてきたので,パスポートや履歴書などを送付した.ちなみにVISA取得関連で,月3084ドル以上の予算を証明する必要があるので,アメリカではこの値段を目安に留学期間を決定したほうがよい. |
2022年10月10日 |
GP-MECHや若手研究者海外挑戦プログラムなどに提出するために,飛行機や住居費・生活費・雑費を見積もった.住居費だけでAirbnbで129日間で61~86万円くらいかかりそうなので円安はクレイジー.向こうの学生などに相談し,通学手段や住みよい地域などを聞いておいた.FacebookでRoomShareを募集するためのグループ($600~1200/month)を以前から紹介してもらっていたが,たいてい最低入居期間が6か月~1年かつ,そこまで先の募集は全然行っていないので保留した. |
2022年10月12日 |
A先生の大学の事務の方にVISAについていろいろ聞く.3ヶ月以上滞在するのでJ-1ビザ$220を取得予定である.大学ごとに基準は違うようだが,どうやら英語の成績をなんかしらのテストで証明しなきゃVISAが大学で承認されないらしい.今年1~2番を争うくらいに焦った.ちなみに執筆者のTOEICはB3時に640点,M2時点ではTOEIC SPEAKING 130点,WRITING 150点(TOEIC L&R:710,790 相当)であった.日程的にも語学力的にも絶対無理やんと絶望的状況になるがDuolingo English testはオンラインで受けられた.1回49ドルだし,結果が2日後に出たしでおすすめ.ちなみに100点でした.下記にUniversity of MarylandのJ-1ビザ基準を示す.1年くらい前に余裕をもってTOEICなど取っておくと就活にも使えるし安心そう. English Language Tests |
2022年10月21日 | 向こうの学部長のインターン許可が出た.また,無給のインターンには一か月3084ドル以上の収入証明が必要なので,学振と若手を組み合わせて証明書を送付した.(2022/11/6) |
2022年11月17日 | 向こうの事務の方に,そもそもインターンの資格を間違って申請したので最初から手続きやり直しを要求された.さらには博士の修了見込み書などの請求も来た.もう一度煩わしい書類仕事をしなきゃいけないのががっくし来た. |
2022年11月29日 | 向こうの大学事務,東北大学工学研究科教務にいろいろ聞いていたら以下の書類が必要になった.
機関のレターヘッドに関してですが,
→機械系教務について聞いたら,N先生が一筆書くことで大学が認めた扱いになるかもしれないとのこと.一度N先生に書いてもらったレターをそのまま送付した.ちなみに学士の修了書・修士の修了書も追加で請求された.12月6日時点で音沙汰無だが受理された模様. |
2022年12月23日~2023年1月14日 | 給料の証明で最低” J-1 requirement is 3320/month”らしいので,GP-MECHなどに月10万円の生活費および日本国内・アメリカ国内の移動費を援助してもらう証明書を作成してもらい,送付した. |
2023年1月24日 | メリーランド大学からの滞在許可が下り,DS2019のが郵送され1/26に日本に到着した. |
2023年2月4日 | 資料をそろえながら,I-901,DS160 の支払いおよびネット申し込みを完了した.DS160 に至ってはHPがごみ使用で申請完了に120分ほど要した.あとは必要な書類(新旧パスポート・DS2019・DS160申請書・給与証明書)などをレターパックを使って領事館に郵送で申請をした.面接はいらなかった. |
2023年2月8日 | 苦節5ヶ月,ついに領事館からVISAが発行された.大学からの健康保険関連の書類・メールをもとにオリエンテーションなどに参加した.また,東北大学は原則海外に行く場合は付帯海外学研災の加入を進めているそうなので,メリーランド大学で義務付けられている保険に合わせて入る可能性がある.5ヶ月で4万円など,海外旅行保険なみの保障内容だが格安である. |
言わずとしれたやつ.巷では悪者扱いされることが多いが研究頑張ると返済免除になったりする.
2021年3月 笠井(全額免除):実績 博士進学・工学研究科長賞・論文主著2・共著4,主著学会国内4・国際1・発表賞1,共著学会Etc
給付型や海外留学支援など色々ある.
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